図書館でなんとなく手にしてみた。
中村うさぎ女史の印象は よくもなく悪くもない。
というか 自分の欲望に正直に生きていられる(と 思われる)
ある意味うらやましい存在でもある。
中村うさぎ@出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
初めて読んだのは 週刊文春での連載だったかな。
赤裸々につづるその文章は とても読みやすい。
普通では ありえないその状況を正当化できる彼女。
理想をとことん貫く姿。私には真似出来ない。
共感できる文章が アチコチにあった。
かといって 私は ホストクラブに はまることはないだろう。
でも15歳年下の男の子に恋をしたことは ある。
相手は 日本人ではない。心に傷を負って薬物に依存する
アメリカ人だったけれど。
そして その恋も もちろん終わってしまったけれど。
手にいれることが出来ないからこそ 愛しく苦しい。
彼女の痛みが 伝わってくる作品でした。